おおむね備忘録

個人的に後で見返したいような内容を書きとどめておきます

青空プロバイダと縦書きビューワで文書読みも快適に

T-01Aからxperia arcへの変更で、OSがWindowsMobileからAndroidに変わりました。
アプリが変わることでいろいろ検討が必要になります。
Androidはいろいろ新しいアプリが多いのですが、純粋にテキスト文書を読むのに適したアプリが見当たりません。

具体的には、ファイル一覧から文書を選んで、読み終わったら削除するという運用です。
WindowsMobileの時には青空子猫やTTV Book Readerなどで実現していた運用です。
Andoroidの場合はテキストビューワの数も少なく、特にファイル一覧が表示されるアプリはありませんでした。

試行錯誤の結果、青空プロバイダと縦書きビューワの組み合わせでうまく運用にマッチしましたので、記載しておきます。

使用したアプリ
青空プロバイダ - Android マーケット
縦書きビューワ - Android マーケット

そもそも青空プロバイダは青空文庫のファイルを選択し、ダウンロードして、端末で読むためのツールです。ビューワ自体は縦書きビューワなどのビューワとリンクさせます。

そこで、普通のテキスト文書を読むための回避方法ですが、青空プロバイダには「My本棚」という設定があります。
調べてみたらその実態が「SDcard\MyBookshelf」というフォルダにリンクしていました。
そこで、別のファイラーからテキストデータをそのフォルダに入れてから青空プロバイダの「設定→本棚整理」をすることで、列挙されました。

※なお、このアプリの問題ではないのですが、普通にPCのエクスプローラ上でarcのフォルダにコピーすると、追加したファイルを認識しないという現象がなぜか発生します。一度デバイス上の別フォルダにコピーして、全体をコピーし直すと問題なくなります。


読みたい文書を選択すると縦書きビューワで読めてます。

読了後は青空プロバイダのMy本棚画面に戻ってくるので、長押しで削除できます。
※なお、以前は選択したときに必ず「ビューワの選択」が出て選択し直していましたが、作者の @miduhima さんにご相談したところ、一度選択すればその後は自動選択されるように修正してくださいました。

ちなみにWMの青空子猫の運用では読了後削除のためのステップが数ステップあったので、キー操作のエミュレーションソフトで連続操作をさせてなんとか1ステップ化を実現していました。この点で青空文庫プロバイダでは通常の機能で1ステップだけになり、楽になりました。
また、縦書きビューワの表示の美麗さについては今更言うまでもありません。
これらの点がはWindowsMobile時代よりはずいぶんよくなりました。

うまく工夫することで、WM時代の運用よりも断然よくなりました。
両アプリを無料で公開してくださっているmiduhimaさんと、2SC1815Jさんには大感謝です。