おおむね備忘録

個人的に後で見返したいような内容を書きとどめておきます

Teamsでいきなり通話をかけてしまったので強引にショートカットキーを無効化した話

仕事でTeamsを使用しているのだが、このツールはチャット画面でCtrl+Shift+C押すと、問答無用でチャットメンバー全員に通話をかけてしまう。
Teamsでは他にCtrl+Shift+X(作成ボックス開く)とCtrl+Shift+V(書式なし貼り付け)を頻繁に使用する。
キーボード上、CはXとVの間なので、押し間違えることがあり、そのたびに通話が走って慌てて終話するが、すでに発信が行ってしまって迷惑をかけることになってしまっていた。
更に、そうなってくるとショートカットを使うのが怖くなってしまい、能率が落ちる。

Teams上でこのショートカットを変更できないか調べてみたが、変更する機能はない。
また、発信時に通話するかどうか再確認してくれてもいいと思うのだが、そういう機能はない。
いろいろネットを彷徨って調べてみたのだが、回避する方法は見つからず。
AutoHotKeyみたいなもの使うとできそうだが、業務用PCで余計なソフトインストールできないので、標準的な機能だけで実現する必要。

以上のことから、Ctrl+Shift+Cをつぶしてしまう(無効にする)しかないという結論に至った。
(Windows10環境で試した)


①無処理なバッチファイルを作る
まず、何もしないバッチファイル作成する。
ファイル内にREMだけ記載したcmdファイルを作ると、無処理バッチファイルができる。

 

②ウィンドウを表示しないで動くスクリプトを作る。

※追記:これをやるとウィンドウは開かないのだが、一瞬コマンドのウィンドウが立ち上がるのが問題なければこれは不要かも。

Set objWShell = CreateObject("Wscript.Shell") 
objWShell.run "cmd /c <先ほど作成した何もしないバッチファイルのフルパス>", vbHide 

参考:https://uguisu.skr.jp/Windows/bat_nowindow.html
上記内容のvbsファイルを適当なフォルダに作成。

 

 

③キー操作で呼び出せるようにする

Start Menu\Programsの下に先ほどのvbsファイルのショートカットを置く。

※追記:②のvbsを作成しない場合、①で作成したcmdファイルのショートカットでもよい。

プロパティから、「ショートカットキー」のところに「Ctrl+Shift+C」を記載。

これにより、どの画面でもCtrl+Shift+Cを押すと無効操作になる。
Teamsでも同じように無効操作になる。一応何回もテストしたけど大丈夫そう。

※厳密には裏で無処理のバッチが走っているので、ウィンドウのフォーカスが奪われるけど。

これで安心してショートカットをバシバシと使える。

このショートカット、せめて通話するときにキャンセルできる画面追加してくれればいいのに…>MS様