おおむね備忘録

個人的に後で見返したいような内容を書きとどめておきます

ファーストインプレッション

22日にiPhone5を受け取って早一週間、iPhone5iOS)に感じることを書いてみます。
※書きながらiPhoneというよりiOSの方がわかりやすい気がしてきた・・なお、Androidを数機種渡り歩いた私の感覚なので比較対象はあくまでAndroidです。

◆総評
 比較だけ見るとAndroidの方が良い部分も多いように見えますが、実際の使い勝手・安定性・電池もちなどが確かにiPhoneはずば抜けています。
 Windowsフォルダの下まで触れるWindowsMobileを知っている人間からすれば不自由な機種であることは確かですが、やはり安定しているのはいいことですね。
 ※ちなみにiPhone5は購入後再起動は一回しかしていません。
  毎日のように再起動していたAndroidっていったい・・・。

 ガラケーから機種変して初めてスマフォにする人にはiPhoneの方がおすすめですし、自由度を高めたいならAndroidに行くのがいいと思います。

では以下詳細レビューです。

■外観
iPhone5を手に持って、確かに軽いんですが、何かずっしりする感じもありました。これは安っぽさがないからだと思います。
比較してAndroidは安っぽく、プラスチッキーな機種が多い。
iPhoneは確かに造形として美しい。
でもこのツートンはどうなんだろうか。これだけは疑問。

■UI
 Android ○ iPhone
 確かにiPhoneの方がアニメーションがきれいで見栄えがするのは確か。
 しかし、Andoroidの「設定」と「Back」にあたるボタン操作がUIにないのは戸惑います。この画面から抜けるのはどうすんだ?と画面覗き込んだりして。
 また、AndroidはBackキーでアプリを抜けるとアプリ自体が終了するようになっていることが多く、メモリ管理の面(や気分的なもの)ではその方が良かったりもします。
 困ったのは、TwitterなどからWebブラウザに飛ぶ場合。
一度飛んでしまうと戻れないので、HomeからまたTwitterを選ぶことになるわけです。使ってれば慣れると思うけど、なんとなく冗長な感覚です。
 物理ボタンはないよりあった方がいいということでAndroidの方に軍配かなあ。
 あとはAndroidであった「共有」が、iOSにはないのが不便なところがあります。共有でいろんなアプリをかますところでカスタマイズができていた部分ができなくなったですね。

■日本語入力
 Android ○ iPhone×
 iPhoneでは日本語入力がアプリ等で入れ替えられないようです。
 現在の日本語入力でも使えないわけじゃないんですが、カスタマイズ性が低い。例えば、変換列が1列から2列に増やせないとか、フリック感度が変えられない。
 その点、Androidで使っていたATOKはまさに素晴らしいものでした。
 ATOKの手柄とはいえ、自由度の高いAndroidの勝利といえます。

■電池もち
 Android × iPhone
 個人的にはこれが最大の違いかも?
 iPhone5を自宅(3G,WIFI ON)でGmailプッシュ設定されている状態で、サスペンドにして一晩充電せずほっといたら1〜2%しか減ってませんでした。
 ちなみにアプリのインストール状況が異なるとはいえ、ISW11Fは一晩充電忘れると30%くらい減ってました。
 ISW11Fは極端な例でしょうけど、電池もちの違いは明らかですね。
 電池もちが悪いと予防的にしょっちゅう充電することになるので、結果として電池もちが悪くなるのが早くなると思われます。
その意味でも長く持つかな・・・。
 ただ、電車で移動するときに使ってるときはLTEとの切り替えもあるせいか、それなりには減りますね。

■アプリ管理
 Android × iPhone
 Androidは無料のアプリをインストールすると、再起動時に何度も通知されたりして面倒でした。
 アプリ側で対応してれば勿論消せるんですが、iOSではOS側で管理してるのでもれなく消せます。
 もちろん余計な通知をさせないことにはバッテリー持ちにも影響するでしょうね。
 この辺も自由度の弊害ですかねえ。

■充電回り
 Android △ iPhone5
 今回変更されたiPhone5のLightningコネクタ。上下がなくどちらにさしても動作します。これがすごく便利。
 また、挿入口は旧機種と同じで下部にあります。Androidは上部にある機種も多いんですが、普通にさすときのこと考えれば、下部にある方が明らかに使いやすいです。
 ですのでiPhone5の圧勝!といいたいところですが。
 さすがにAndroidで一般的なmicroUSB端子ケーブルの入手性と比較すると、出たばかりのLightningは不利・・・。
 Lightning端子がはやく一般的になることを祈ります。
 ところで、Lightning端子が認証型になるというニュースもあります。 そうなると今のiPhone用のDockケーブルのように普及するのは時間がかかりそうです。。。。 
 というわけで、痛み分け。

■HOME画面
 Android ○ iPhone×
 HOME画面はやはりカスタマイズしたいところなので、自由なAndroidが有利ですね。

■ストア
 Android ○ iPhone×
 どちらもPCから購入・インストール手続きをして、自動でインストールされます。この点ではいいのですが、いかんせんitunesが重い。ブラウザからGooglePlayを起動する方が軽かったです。
 検索性もGooglePlayの方がよかったように思います。
 Androidの勝ちかな・・・。

■アプリの情報
 Android ○ iPhone
 どちらもストアのレビューがあり、質は似たようなものです。
 ストアが充実して手軽になった反面、ブログ等の詳細にわたるレビューがWindowsMobile時代より減った気がします。
 iPhoneは有用なアプリはほとんど有償であり、試すこともできないようです。さらにマニュアルもあまり整備されていないことが多く、事前にやりたいことができるか確認するのは困難を極めます。
 アプリの数はおそらくiPhoneの方が多いと思いますが、試さないと買えないので情報量が少ないのは考え物です。

■ファイル管理
 AndroidはPC接続すれば、割とアクセスが自由にできました。
 iOSの場合はアプリから共通にアクセスする場所に制限があるようで、たとえばOS標準のアプリで再生できるファイルが他のアプリからはアクセスできなかったり、アクセスできても削除ができなかったりします。
 itunesを通さずにiPhone内のファイルにアクセスできるアプリも試してみましたが、やはり標準で制限されているためか不安定な動作でした。


□使用しているアプリ
○メール
 Gmailなので、Google純正をインストール。プッシュ通知もしてくれるので自分には十分かと。

○テキストリーダー
 自分の場合、テキストファイルをそのまま読み込むことができるツールが必要。まだいいのを探して苦労している。

○乗り換え確認
 今のところ駅すぱあとを入れている。調査条件や運行情報を個人的に必要な部分を保存できるので、使い勝手が良いです。

○PCメールチェック
 Androidではフリーのメールチェックできるアプリを使っており、iOSでは有償しかなかったので、SafariからWebメール画面をHOMEに配置。
これだけでも自分の用には立ちそう。

2chビューワ
 BB2Cを使用。Androidでは2chmateを使用していたが、未読管理とツリー表示の点で2chmateに分がありそう。

○ニュースアプリ
 AndroidではYahoo!HeadLineを使っており、iPhoneでもインストールしたものの、Twitterに連携してないのでexciteのニュースアプリにした。
Twitterクライアント
 AndroidではTwitcleという非常にカスタマイズ性に優れて表示量が多いアプリがあり、この一択でした。(たとえば、クライアント名と何名がリツイートしたかという情報です。)
 表示量という面でiPhoneのクライアントは見つかっていません。とりあえずSOICHAを使っています。