おおむね備忘録

個人的に後で見返したいような内容を書きとどめておきます

災害でPCの省電力化について考える

今日で震災から1週間。
想像を絶する被害の大きさと、いまだに続く余震。
原発の迫りくる恐怖。
被災者の御苦労から考えればなんてことないはずですが、やはり怖いものです。
原発で作業されている方々へは本当に敬意を表したいと思います。

さしあたって今週は、停電の影響で会社にもいけないという脆弱ぶりを示したわが首都東京。
その中で、モバイラーにとっては、「いかに節電するか、かつ停電時にどうモバイル機器を使うのか」が問題となっていると思います。

私は計画停電の地域からはずれているのですが、シミュレーションしてみると、BF-01BとT-01AIS01などのモバイル機器、またWindowsXPATOMノートパソコンの組み合わせで数時間ならとりあえず問題なさそう。

MSはこんなサイトを用意しています。
停電に備え、節電して Windows PC を使用する方法

今後福島原発の機能が失われ、事故による原発への恐怖を考えると、今の便利な生活を維持するための代償は大きすぎる。
現状クリーンエネルギーは発電量が少ないため、少しでも電気使用量を少なくした生活を推進していく方向性しかないような気がしています。

そこで個人的に考えるのは、デスクトップは廃止し、ノートPCへの移行を進めたほうがよいのではないかということです。

よく言われることですが、ノートよりもデスクトップは電気消費量がかなり多いです。
調べてくれた方がいます。
ノートパソコンの消費電力:少欲多施
ノートだと1/8の消費電力という記載もありますね。

ノートはその使われ方から、使い方によってCPU使用率をセーブするなどの省電力機能も発達しています。
最近は処理能力も上がってきたし、通常の使い方ならデスクトップを使う必要はもうないでしょう。
そもそもノートのほうが場所も取らないし、フットワークが軽くなる。
大画面が必要なときだけ液晶ディスプレイにつなげればよい。

目先の販売価格で比べるとノートPCのほうが高いので、そのあたりの売り方など考える必要はありそうですが、その価値はあると思います。

で、個人的にはそれによって競争が活発になり、省電力の面で競争が起きるとよいと思っています。

世界中が日本の原発を見て、電気の使い方について思いをいたしている気がします。
そうであれば、日本が先行してノートパソコン社会になればよいですね。